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No.1 江連千佳 「女性とウェルネス」をテーマに、「場づくり」や「ビジネス」の場で活動する彼女のモットーとは?

WOW! BASEのオンライン企画『PickUP MEMBER’S』がスタートしました!
『PickUP MEMBER’S』では、これまでWOW! BASEに参加してくれた学生の皆さんが取り組んでいる活動を特集します。第一回目は2月に十日町で行われたフィールドワークに参加してくれた江連さんの取り組みを取材しました!

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江連千佳(えづれちか)
津田塾大学在籍中の大学2年生。大学1年生で学生団体『苗ぷろ。』を立ち上げる。約20名のメンバーの代表として、大手上場企業や自治体とコラボレーションしながら”女性とウェルネス”をテーマにさまざまな活動を行う。 ビジネスにも関心をもち、高校生の時にはキャリア甲子園(ビジネスコンテスト)でファイナリスト、視聴者賞を受賞。現在はクラウドファンディングに取り組む。Tokyo Startup Gateway 2020でファイナリスト10名に選出される。twitterはフォロワー約4000人。

まずは、自己紹介をお願いします!
(江連さん)
江連千佳(えづれちか)と言います。
名字をえづれ、って呼んでもらえることが少なくて、よく「エレン」って間違えて呼ばれるのでそれがそのままあだ名になって、周囲からは「エレン」って呼ばれることが多いです。
今はいろいろな活動に取り組んでいます。去年の6月には学生団体の『苗ぷろ。』を立ち上げました。今年の4月から本格始動させていて、今は21人の組織で活動しています。個人的にTwitterで発信する活動もしていますし、クラウドファンディングにも挑戦したりしています。

今日は熱中している活動の一つとして、学生団体の『苗ぷろ。』の活動について、お話をお伺いできればと思うのですが、この団体はどんな活動をしている団体なんですか?
(江連さん)
はい!『苗ぷろ。』は女性のウェルネスをテーマとして活動しています。ウェルネスに関することだったら何をしてもいい、という団体なんです。
例えば、最近だと渋谷区の連携推進SーSAPの一環で行っている津田塾大学とキユーピー様の連携プロジェクトに参加させていただいています。このプロジェクトは、野菜を使ったレシピを私たち大学生が実際作ってみたらどのぐらい時間がかかるのかや難易度はどうか、といった風に『苗ぷろ。』のメンバーがレシピのレビューをしながら自炊にチャレンジする企画です。また、中高生向けに性教育のワークショップを開いたり、ゲストを呼んで結婚観についてディスカッションするイベントをしたりとさまざまな活動をしています。

なるほど、本当にいろいろな活動をしていますね。そのなかで江連さんはどんな役割をしているんですか?


(江連さん)
私は『苗ぷろ。』のなかでは代表として活動をしています。
代表としての活動は、組織全体をみてマネジメントをしているという感じで、団体のメンバーのみんなが活動しやすいシステム作りをしています。一つ例を出すと、『苗ぷろ。』のなかでは、『苗木バンク』という取り組みをしています。この取り組みは、メンバーから企画書を提出してもらい、審査基準に基づいてコアメンバーで内容を審議し、OKが出たら1万円の活動費を与える、というシステムです。メンバーはその1万円を活動費として使って企画を行うことができます。
私は代表として、そうした取り組みを継続していくために、ピッチイベントに出て活動資金を集めたり、企業とコラボするプロジェクトを考えたりというような活動もしています。

ちなみに『苗ぷろ。』の活動は、いつから、どんなきっかけで始められたんですか?

(江連さん)
きっかけというとすごく遡るんですけど、中学校3年生の時に、大切な友人が大きく傷つくような出来事があったことです。今まで当たり前だと感じていたことに対して違和感を持って、「あれ、何か社会っておかしいところがあるんじゃないか」と気づいたんです。
その後、私はニュージーランドへ留学をしたのですが、その留学を通して、女性の方がうつ病になりやすかったり、自信を持ちにくい傾向があったりするということを知りました。自分自身も女性だということで辛い思いをしたこともありました。
そうした経験をするなかで、ウェルネスという考え方に出会いました。心と体と社会は密接に関わっている、その全部が整って健康なんだという考え方です。この考え方に出会って、「これが、私が取り組みたいテーマだ!」と思ったんです。このことをきっかけに『女性とウェルネス』というテーマに取り組んでみようと思いました。

中学3年生の時の違和感をきっかけに、さまざまな経験を通してウェルネスやジェンダーに興味を持つようになったんですね。
(江連さん)
はい。高校生の時から課題感を持って、いろいろと活動してきました。
高校生の時には、アメリカの文科大臣と『日本のジェンダーをアメリカが支援しなければならないのはなぜか』というテーマで対談したり、大学生になってからは、国際女性ビジネス会議に出たりもしました。
今は大学でもジェンダーに関する海外の授業を受けたりしています。

今はやりたいことを自由に選択する生き方をするようになったんですね。
(江連さん)
はい。ただ、今はそういう考え方をできるようになったものの、昔からのマインドセットを変えるのは実は結構大変でした。だからこそ、『苗ぷろ。』では、自信を持てない周りの女の子が自由に選択することができるような後押しをしたい、と思って活動をしています。

『苗ぷろ。』の活動の中で特に大切にしていることはありますか?

(江連さん)
私は、メンバーが楽しいかどうかが一番大事だと思っています。
ウェルネスを作りたいという目的で活動している私たちがウェルネスを感じていることが一番大事だと思うんです。メンバーが幸せな状態なのかどうかは常に意識しています。
そのために、半年に一回はアンケートをとるようにしています。アンケートをとって続ける意志があるかを確認して、改善点があればどんどん言ってもらうようにしています。
幸い今はとてもいい雰囲気で、毎週末のMTGでは『ここにきたら背中が押される』、『もうちょっと頑張ろうかなって思いました』というような言葉をいただきます。また、活動の面でも Instagram を担当している子やTwitterを担当している子などいろいろな担当をしているメンバーがいて、それぞれが目標を決めて自発的に活動を進めています。お互いに背中を押し合っているような状態ですね。
オンラインでここまで組織の雰囲気を育てられているのには正直自分でもびっくりしています。

本格始動が4月からで、ずっとオンラインでの活動ですもんね。そのなかでもとてもいい雰囲気で組織が回っているのは確かにとても素晴らしいですね!これまでの『苗ぷろ。』の活動の中で印象に残っていることはありますか?
(江連さん)
印象に残っているのは、最近のミートアップで、私が全然ミーティングに出たり企画書に対してアドバイスをしたりしていないなかで、メンバーが自分たちだけで一つのテーマをやりきっているのを見た時ですね。メンバー同士が正しい情報を学んでシェアしあう姿を見て、自発的に回る組織になってきたことを感じられたことがとても嬉しかったんです。これこそが、自分が作りたいと思ってきた場所だなって。

当初はそういう場ではなかったんですか?
(江連さん)
最初は全然違っていました。何かやるとなったら、私が指示を出して旗を振って、みんなについてきてもらうような感じでした。そもそも私は1匹狼タイプで、協調性がなかったんです。
でも、それを変えるきっかけになったのが実はWOW! BASEのプログラムだったんです。(笑)
WOW! BASEのプログラムに参加して、チームビルディングを学んだことが今の活動に生きていると思います。
メンバーに対する敬意を払うこと、メンバーの背景を知ること、仲間同士でぶつかっても、それがいい組織を作ることにつながったりすること、立場の違う人との共創やフィードバックの体制・・・プログラムを通して学んだいろいろなことを意識して、組織づくりを行ってきました。

今までのお話を聞いていると、以前の一匹オオカミな姿がイメージできないです・・・。WOW! BASEの経験が今の活動に生きているならとても嬉しいです!
この『苗ぷろ。』の取り組みで目標としている状態はありますか?


(江連さん)
この活動自体にはビジョン、というものは実はそれほどないんです。
ここに参加してくれる子たちにとって、何も気にせず挑戦できる場であったらいいなと思っています。
『苗ぷろ。』は、「固定概念に縛られずに、自分自身にとって誰もが等身大で輝ける社会を作る」という私のビジョンを体現する場にしたくて。

なるほど、『苗ぷろ。』は“ウェルネスな場づくり”をテーマにした活動なんですね。
他には今熱中している取り組みはありますか?

(江連さん)
クラウドファンディングです!
『苗ぷろ。』は、まさに、ウェルネスを場づくりで実現していく取り組みなんですが、そのインパクトには限界があることや時間がかかるということを感じていて、他の手段でも実現したいと思っていたんです。
今回、クラウドファンディングに挑戦したのは、ビジネスという手段を使ってみようと思ったからです。

クラウドファンディングではどんな事業をされるんですか??
(江連さん)
今クラウドファンディングで資金集めをして作ろうと思っているのは、女性のショーツです!
女性のショーツって、どんな風に選択されていると思いますか?自分の体に密接に関わる存在なのに、「友達に見られても恥ずかしくない」とか「アウターに響かない」とか、自分想いの選択ではなくて周りから求められているような選択をする人が実は多いんです。だから、締め付けないものやリラックスできるような、自分想いのショーツを選んでほしい、ショーツにそんな選択肢を作りたいと思ったんです。9/21からクラウドファンディングをしています!

ビジネスにはもともと興味があったんですか??
(江連さん)
はい、実はビジネスはすごく好きなんです。
もともと企画を立ち上げることは大好きで、家族や友達に対してもいろんな企画をしたりしていました。学校の昼休みに食堂に介して、何か劇みたいなことしてみたり。(笑)
ビジネスに出会ったのは、ニュージーランドに留学した時で、30ドルの資金を元手にビジネスを考える経験をしたんです。その時にアイデアを形にして、多くの人たちにサービスを届けて、お金を大きくしていくことがすごく面白いと感じたんです。
それからもいくつもビジネスコンテストにチャレンジしてきました。実はこれも、東京スタートアップゲートウェイに出しているんです。
今やっているクラウドファンディングは、そうした、自分が面白いと思っているビジネスという手段と、自分のやりたいと思ってきたウェルネスのテーマがリンクした活動で本当に楽しんでやっています。

最後に、これを読んでくれる人たちは、江連さんと同じように、学生で自分の活動に注力しているような学生さんが多いと思うのですが、そんな学生さんたちにメッセージや伝えたいことはありますか?
(江連さん)
そうですね、私は自分がやりたいことに忠実でいることをお勧めしたいなと思います。
私は本当に誰かに認められたいっていう欲がなくて、自分がやっていることも、自分が面白いと思うから、ただやりたいという欲でやっていることばかりなんです。でもこうしていろいろやってみて、意外と他人の目線を気にせず、自分の好きなことをやっていても周囲の共感を得られるんだな、と感じています。例えば、学校で「わかりません」って手をあげると、意外と何人か追随して手を上げてくれる人がいるみたいな感じですね。「あ、同じこと考えてる人意外といるんだ」みたいな。だから、周りを気にせず、やりたいことに忠実にやってみたらいいと思います。
私もたくさんの人に助けてもらってここまできました。失敗することの方が多いけど、自分がやりたいと思ったことをやっているとただただハッピーだから、楽しくやれています!

WOW! BASEとは?


『WOW! BASE』は、リクルートのノウハウやアセットを通して能力開発を行い、自身の活動に活かしていただくことを目的としたサービスです。起業やビジネスに興味のある学生のみなさん、自分自身の活動をさらに前進させたいと思っている学生のみなさんを対象に、リクルートを卒業して現在は起業している社会人の経験を聞ける講演会やリクルートが持つサービスのマーケティング戦略を考える実践型ビジネスコンテスト、地域を舞台にした事業立案プログラムなど様々な機会をご用意しております。

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