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【合宿型フィールドワークプログラムレポートVol.2】
プログラムの前半パート

※こちらのフィールドワークは2月に実施したものです。現在コンテンツ等については昨今の新型コロナウイルスの影響を鑑み、学生のみなさんの健康と安全を最優先に配慮した形で実施させていただきます。
2020年2月に、新潟県十日町(17日~21日)と、石川県能登町(23日~27日)を舞台に合宿型フィールドワークが開催されました!リクルートの人財育成ナレッジを詰め込んだ事前研修から、各地域での充実したフィールドワークプログラム5日間までを全3回に分けてレポートしていきます。

第二回のレポートでは、現地でのプログラムの前半パートをお届けします。

第一回のイベントレポートはこちら

好奇心の種を持って、それぞれの舞台へ

2日間の東京での研修を終え、地域に移動して、いよいよフィールドワークが始まります!
今回のプログラムの舞台は新潟県十日町市と石川県能登町の2ヶ所。地域に本気で向き合うために、まずはそれぞれの地域の素晴らしさを実感します。

新潟県十日町市は、新潟県津南町とともに「大地の芸術祭の里」の開催地として知られています。3年に1度開催される「越後妻有アートトリエンナーレ」というイベントは、世界最大規模の国際芸術祭として多くの人で賑わいます。豊かな自然に囲まれ、息を呑むような絶景も多く見られる地域です。

▲新潟県十日町市:大地の芸術祭の目玉スポット「清津峡渓谷トンネル」

もうひとつの舞台、石川県能登町は、「能登の里山里海」として日本の世界農業遺産に認定されている地域です。半島に包み込まれた内海に位置する能登町では、寒ブリなどの海の幸とキノコなどの山の幸の両方を楽しむことができ、訪れる人々を魅了しています。


▲石川県能登町:農家民宿群「春蘭の里」での夕食

現地を訪れた学生さんからは、「実際に来てみるとすごく豊かな町で、来る前の印象がガラッと変わりました。」といった声も聞かれました。

また地域を訪れることで触れることのできる地域住民の方からの「生の声」も貴重な情報です。その地域に住む方々が、何を課題と捉えて、何を望んでいるのか。事前研修の際に収集した情報や仮説をもとに、学生さんたちからの質問は時間いっぱいまで途切れることはありませんでした。

「自分たちが思っていた以上に地域の人たちが地域に強い想いを持っていると感じた」
「地域の人のために喜んでもらえる企画を出したいと、自分たちの気持ちが強くなった」

学生たちの中に、地域に寄り添う情熱のタネが芽生えていくのを感じました。

▲観光施設の創設者、地元の高校生、地域で子育てをされている方など、地域の営みに関わる多様な方々へのヒアリング

共創していくことの難しさ

プログラム初日の夕方からは、学生とともに事業を検討していく地域の方(共創パートナー)とのワークショップが始まりました。共創パートナーの方からは「初日からガンガン意見が飛び交ってすごく刺激的で面白い。残りの4日間も非常に楽しみ」との声が聞かれた一方で、初対面の緊張した空気に飲まれ、本心で話し合うことが困難だったチームもあったようです。

▲共創パートナーや行政職員の方々も交えたワークショップ

今回のテーマである「共創」を実現するためには、最終発表までに腹を割って本音で話せる関係に発展させ、学生と地域の方が相互に納得できる案を作り上げる必要があります。

発散と収束を繰り返し、事業アイデアを作る

事前研修の段階から強調してきたことは「アイデアの発散と収束の往復をより多く行うことで、アイデアの質が高まる」ということ。地域の方へのヒアリングを通して様々な仮説立てやアイデア出しを行い、その仮説やアイデアが正しいかどうか?打ち手は適切かどうか?を再度情報収集をしながら検証をする必要があります。

発散の段階では和気藹々とした雰囲気で、多種多様なアイデアが飛び出しますが、収束の段階になるとアイデアの取捨選択や整理の必要が生じ、メンバー同士での意見のぶつかり合いも見られました。

「自分の考えが受け入れてもらえなくて、トイレの前でひとり涙を流していた」と打ち明けた学生もいました。また、メンバー同士で意見の相違が生じている現状をどのように打開していくべきか、学生がリクルートの社員に相談する様子もみられました。

しかし、5日間という限られた時間内で、本当にその地域にとって価値のある事業を作り上げるためには、悩んでいる時間もありません。理想を掲げ、現実の壁に悩み、メンバー同士ぶつかりながら進んでいく本気の事業検討のプロセスを実際に体感し、「落ち込んでも、すぐに立ち直ろうとする癖が身に着いた」とワーク中に精神面での成長を実感する声も聞かれました。

答えのない問いに挑む

今回のプログラムでは、決められたワーク時間以外はヒアリング相手や訪問場所も学生たちが選定します。チーム毎に1台ずつタクシーが用意され、自分たちが立てた仮説の検証や情報収集を行います。

学校のテストと違い、事業検討には明確な「答え」はありません。

「学校の勉強や他のワークショップでは、ある程度は答えの形式が決まっていた。だけど、今回は答えがない」
「いつどこで誰に何を聞くのか?というところから自分たちで決めるというプログラムは新鮮。答えがない中で、これで合っているのかなと不安になることもありました」

自由かつ答えのないプログラムの中で、もがき苦しみ続けながら必死に活路を見出そうとする学生さんたちの姿が印象的でした。ボランティアの持続性をテーマにしたチームでは、自らボランティアを実施し体感することで、事業立案の糸口を見出そうとする試みも見られました。

緊張の中間発表!厳しいフィードバックも

3日目に迎えた中間発表ではそれぞれのチームごとに検討した事業案を発表しました。発表内容に対しては、リクルート社員や共創パートナーから厳しい指摘も相次ぎました。

「本当に本音がつかめているのか。この内容で(テーマとする)リモートワーカーが呼べるとは思えない。」

事前研修のときから繰り返し参加学生に問いかけてきたのは、解像度高くターゲティングをし、ニーズを見極める重要性。ターゲットを具体的に絞り込めているか、ターゲットが持っているニーズを具体的に描けているのか、再考を促されます。

また、共創パートナーから本音が聞き出せず、事業案が参加学生の片思いに陥っているケースも。共創パートナーと学生が本気で向き合い、本音で擦り合わせをおこなった先にしか、持続可能なアイデアは生まれないと指摘を受けます。

フィードバックの内容を元にさらなるブラッシュアップを

「フィードバックの内容には納得した。自分たちでも詰められてなかった部分だと分かっていた。だけど、理解はできても、ここからどう改善していくかが難しい・・・。」

「口では共創と言いつつ、本気度合いが足りていなかった。まずは地域の人の本音をちゃんと汲み取らないといけない。」

中間発表で受けたフィードバックを元にチーム内で議論し、今後の進め方の道筋を作っていきました。また、事業検討の難しさに苦しんだからこそ、共創の奥深さに気付けたチームもあったようです。

「地域の人たちの想いがあるのに、自分たちが諦めるわけにはいかない」

「自分たちがやろうとしていたことが、地域の人がやりたかったけど諦めていたことだとわかった。もう一回、一緒に夢をつくれたのが嬉しくて、地域の人から、その感想を聞いた時に泣きそうになった」

地域の人に本気で向き合うなかで共感が生まれ、地域の人の想いを叶えたいという使命感につながっていることが感じられました。

いかがでしたでしょうか?次回のイベントレポートでは、5日間の集大成である最終発表までの様子をお届けいたします。中間発表でのフィードバックを受け、学生たちの事業案はどのようにブラッシュアップされていったのか?乞うご期待ください!

WOW! BASEとは?

『WOW! BASE』とは、リクルートが培ってきたナレッジ・カルチャーを学生にオープンに提供することで、学生が自分の意志や情熱の源泉に触れ、それを起点に未来を切り拓く機会を作り出すことを目的としたプロジェクトです。具体的には、自分自身のモチベーションの源泉を探求するワークショップや自身が成し遂げたい目標を実現するためのノウハウを学ぶワークショップ、新しい世界や新しい仲間と出会うためのワークショップから日本各地の地域を舞台に社会課題に取り組むフィールドワークまで、様々なコンテンツをご用意しております。

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