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ベンチャー経営者が語る「イノベーティブな事業の創り方」~構想からサービス開始まで約1週間、急成長サービスの裏側を徹底解説~

本日は9月1日(火)に開催されたオンラインイベントの様子をレポートします!
今回は、リクルートOBで現在TASTE LOCALの代表取締役社長を務める篠塚孝哉さんが登壇されました。
構想からサービス開始まで約1週間、というTASTE LOCALの裏側についてたっぷりとお伝えいただきました!


当日は、現在社長を務めるTASTE LOCALの立ち上げ背景や、構想からローンチまでのプロセス、仲間集めやECのマーケットを選んだ理由、事業の未来などについてお話いただきました。

今回の登壇者である篠塚さんは、2007年にリクルートに新卒入社し、旅行領域で約2年間営業をされていました。
2011年に東日本大震災を経験し『チャレンジしたい』という気持ちが芽生え、株式会社Loco Partnersを創業します。その後、2020年3月末に同社を退任。
2020年にはコロナウイルスによる未曾有の事態を経験し、その中でTASTE LOCALをリリース。現在は代表取締役社長を務めています。Twitterやnote、YouTubeでご自身の活動を発信するなど、積極的に広報活動も行なっています。

そんな篠塚さんが社長を務めるTASTE LOCALは”地域のごちそうを、食卓で。“をコンセプトにした、一流の宿泊施設や飲食店の美味しい味を自宅でたのしめるグルメコマース。とにかく美味しいものを提供したい、というクライアントと、食事に新鮮さを求めるカスタマーを最低限の手数料で繋ごう、というサービスです。
TASTE LOCALの立ち上げの背景には、コロナ禍で厳しい状況にあった旅館やホテルと、篠塚さんとの繋がりがあります。
篠塚さんは、これまで繋がりのあったホテルや旅館がコロナ禍により宿泊から収入を得ることができない厳しい状況であることを知ります。そんなホテルや旅館を助けるために何かできないかと考え、篠塚さんは旅館などに置いてある”お土産”に目をつけます。
この、地方にある美味しいお土産をより多くの人たちに、沢山の量を売ることで宿泊以外の形でホテルや旅館に少しでも貢献できないか、そう考えサービスの立ち上げを決意します。


そんなTASTE LOCALは、実は構想からローンチまで約1週間という驚異のスピードで立ち上げたサービス。その立ち上げのプロセスはどのようなものだったのでしょう。
まず、篠塚さんはサービスを立ち上げるにあたって必要なものを因数分解し、優先順位をつけたそうです。
今回立ち上げる、地方の旅館やホテルのお土産を求めているカスタマーに商品を届ける、というECサービスに必要なのは最低限、①サイト、②商品のふたつ。
①のサイトはすでに存在しているサイト作成サービスを使えば約1週間で作成可能、②の商品はもともと繋がりのあったホテルや旅館に「お土産を売らせて欲しい」とお願いし、集めていくことによって約1週間でサービスを立ち上げました。


そんな急ピッチで立ち上げたサービスですが、仲間集めはどのように行なったのでしょうか。実はTASTE LOCALの仲間集めは、Twitterやnote、YouTubeを使った発信活動を通して知ってくれた方やもともとの繋がりから行なっていったそう。
ビジョンに共感してくれる方が集まり、現在も7〜8割がボランティアで参加してくれているチームで活動されています。

しかしながら、事業の拡大時期には、採用など仲間集めに課題が出てきます。
篠塚さんは、これまでの経験から採用に3つの判断基準を設けています。
それは、①スキル、②ロイヤリティ、③ポテンシャルの3つ。その中でも②のロイヤリティは特に重視しているそうです。
スタートアップである以上、必ずしも環境が全て綺麗に整っているわけではなく、走りながらみんなで創っていく部分も多いという状況があります。
そのような中でも会社に愛着を持って、前向きに事業を進めていこうというスタンスを持っている人を採用することが重要だと話します。

他にもECのマーケットを選んだ理由、リクルートでの経験などをお話しいただき篠塚さんからの講演は終了。
続いて皆さんからの質問にお答えしていきます!

Q&Aではたくさんの質問をいただいたのですが、今回レポートではふたつの質問についてお伝えします。
ひとつめは、新規事業開発時に必ず考える論点について。
篠塚さんは新規事業開発時には「『カスタマーへの価値』を考えることが重要」だと話します。
例えば、いくつかの新規事業では、既存の価値を別の価値に置き換え、それまでカスタマーがお金を払っていたものからお金の支払先を変えてもらうという『財布のスイッチ』が起きています。
Airbnbは、それまでホテルに泊まっていたカスタマーが家に泊まるようになったというサービスですし、SpotifyではダウンロードやCDで音楽を聞いていたカスタマーが、サービスを利用して音楽を聞くようになりました。Cookpadやクラシルは、レシピ本に使っていたお金をオンラインサービスに払うようになった、という価値の置き換え、『財布のスイッチ』が起きています。
カスタマーは今、何かに価値を感じて使っているお金があります。
その価値を自分が考えているサービスでどう満たすことができるのか、新規事業開発時にはそれを考えることがとても重要だと篠塚さんは話します。

また「人を巻き込む秘訣は?」という質問に対しては、
論理的な人でも、人はwhatではなくwhyで動く、whyを伝えることが重要」とお答えいただきました。
AppleのCMの例をあげて、単に商品そのものの性能について伝えるのではなく、その商品によって私たちの生活がどう変わるのか、どんな変化が起こるのかを伝えることでそれによって人が動かされる、ということをお伝えいただきました。
こうして、ベンチャー経営者篠塚さんに「イノベーティブな事業の創り方」を学ぶ、刺激的な2時間の講演が幕を閉じました。

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『WOW! BASE』は、リクルートのノウハウやアセットを通して能力開発を行い、自身の活動に活かしていただくことを目的としたサービスです。起業やビジネスに興味のある学生のみなさん、自分自身の活動をさらに前進させたいと思っている学生のみなさんを対象に、リクルートを卒業して現在は起業している社会人の経験を聞ける講演会やリクルートが持つサービスのマーケティング戦略を考える実践型ビジネスコンテスト、地域を舞台にした事業立案プログラムなど様々な機会をご用意しております。

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