9月18日(金)〜11月9日(月)に渡って、WOW! BASE初となるビジネスコンテストが開催されました！2回にわたって、コンテストの様子をレポートします。
サービスのターゲットである学生自身が、本気でマーケティング戦略を立案する
今回のビジネスコンテストのテーマは「マジ部でリーチできていなかった19~21歳を2000人以上獲得できるマーケティング戦略を立案せよ」。じゃらんが提供する若者向けのサービスであるマジ部に対して、ターゲットである大学生が独自の視点をもってマーケティング戦略を提案しました。
求めているのは突飛なアイデアではなく、実務レベルのマーケティング戦略立案
このコンテストで求めているのは、突飛なアイデアでも実現性のない夢物語でもありません。マジ部では150万円の予算を確保しており、提案された施策を本気で実現する体制を整えています。参加者にはマーケティングのアイデアに加え、「施策の効果をどう見立てるか？」「実現していくためにはどういうタスクが想定され、それぞれどれだけの工数/コストがかかるのか？」といった観点など、実際に社員が仕事の中で起案する水準の施策立案を求められました。
提案された38件の起案の中から5案件が本戦に出場。
1ヶ月の起案募集期間の中で提案された施策の数は総勢38件。予選を突破し、本戦に残れるのは５チームのみ。１つ１つの提案内容をマジ部の社員が読み込み、厳正に審査を進めていきました。実際に予選を勝ち抜き、本戦に出場したアイデアをご紹介します！
①高卒社会人の同期のつながりに着目したアイデア
高卒で就職した社会人に目を向けたアイデアです。コロナ下において同期同士のつながりが作りづらくなっている昨今、雇用する会社側に「同期の結びつきを強くして離職率を下げる」というニーズがあると設定。高卒を受け入れている企業に福利厚生の一環としてマジ部の活用を提案するという施策です。
②自動車教習所と提携していくアイデア
大学生になりたての19歳で免許を取りに行くことに注目したアイデア。自動車教習所側も生徒を集められるよう「入校特典」を設定していることに注目し、入校特典の一つとしてマジ部を利用してもらうという施策です。免許を取得したてのユーザーは外出意欲がたかい、などユーザー側にも目を向けた起案となっていました。
③オタク趣味の学生に着目したアイデア
普段はあまりアクティブに動いていないオタク層を動かしに行く施策です。「オタクコミュニティには必ず一人女の子にモテるリーダー格がおり、リーダーの提案は通る」など、オタクに対してかなり深くヒアリングをしているチームで具体的な行動様式を元にマジ部をオタクの目線から再定義するチャレンジングな施策です。
④予備校に通う浪人生に着目したアイデア
1浪の浪人生の合格祝賀会に目を向けた施策です。１浪して大学に合格し、これから大学生になる19歳に対してマジ部を活用した卒業旅行を提案します。またサブ案として予備校チューターを使ってマジ部の認知を広げていく案も検討していました。
⑤SNSの動画制作キャンペーンと実施するアイデア
マジ部を利用してアクティビティを体験している様子を撮影/編集してプレゼントをするSNSキャンペーンを実施するという施策です。このキャンペーン自体での集客に加え、そこで作成した動画を活用してさらにSNS上でマジ部広めていける可能性があるとして期待されていました。
今回のレポートはここまでです。
次回のレポートでは、実際に本戦に出場したチームがどのような提案をし、結果はどうだったのか？という本戦の様子をお届けします。
